水圧転写とは水面に浮かべた特殊フィルムに対象物を沈め、均一に掛かる水圧の力を利用して立体物へデザインを加飾する技術です。 詳しくはこちらのページへ。
1、加工物を水に沈めますので水に濡れても大丈夫なもの。
2、塗装が出来るもの。
3、塗装を乾燥させる熱に耐えられるもの。(最低でも60℃から70℃程度)
また、2の「塗装が出来る」条件を補足すると、素材の種類によって塗料が異なりますので素材が何で出来ているかを教えて頂く必要があります。素材とは、「プラスチック」というような総称ではなく、ABS樹脂、PC、PPなど、材質の名称が必要になります。材質が何か分からないという場合はテストが必要になりますので見積もり料金に影響します。
木目調、大理石調、カーボン調、ヘビ柄、ヒョウ柄、花柄など、当社で豊富なデザインをご用意しております。イメージをお伝え頂ければ近い物を提案させて頂きます。参考になる画像などが御座いましたらメールにてお送りください。印刷したいデザインデータをお持ちの場合はインクジェット印刷で対応できる場合も御座いますがデータの内容によっては対応できない場合や試作が必要になる場合が御座いますので一度加工物とデータをお送り頂いてご相談下さい。
インクジェットタイプの最大サイズは50cm幅で1m程度の長さの物まで対応しますが形状やデザインによっては製作出来ない場合も御座います。 それ以上のサイズの場合は一度ご相談下さい。
データ内容については以下のページもご参考下さい。
データについて
料金について
インクジェット印刷はCMYK4色インクで行います。 この4色からなる色しか印刷は出来ませんのでゴールドや、メタリック、白色は印刷が出来ません。基本的には転写する下地の色は白色である必要があります。白以外の材料は白に塗装してから転写します。
ただし、水圧転写には塗装と組み合わせるという方法で印刷だけでは出来ない表現も可能です。水圧転写の前や後に塗装を組み合わせます。 具体的にはパールコートやカラークリア―などを使用したり、白以外の下地色を使用する事もあります。 どのような仕上がりが良いかご相談ください。塗装との組み合わせ例はこちらのページへ
材料のみの販売は一切行っておりません。 当社では水圧転写システムとして設備と技術ノウハウを総合して提供しております。材料につきましては水圧転写システムを導入頂き講習を受けて頂いた業者様だけが購入出来ます。仮にフィルムだけを購入されたとしても加工することは出来ません。
ビジネス用途として水圧転写システムの導入をご検討の方は株式会社インデクトのサイトをご覧ください。
水圧転写は塗装技術との併用が必要です。当社から提供する転写用の設備や道具とは別に塗装ブースや乾燥炉、コンプレッサーなども必要になります。その為、システムは基本的に塗装業者様へのみ提供しております。
秘密保持のため、塗装業者様以外からの導入についてのお問合せにはご返答致しかねる場合が御座いますので予めご了承下さい。
当社は小ロットから試作などを承っております。サンプルが必要なお客様は試作としてご依頼下さい。無料サンプルは御座いません。
直接打ち合わせをさせて頂く方が確実です。事前に内容とご予定を電話かメールにてご相談下さい。 アポイントなしでのご来社は加工業務が混雑している、講習日である、担当者が不在である等の理由でお断りする場合が御座います。
当社では小ロットでも加工をお受けしておりますが、それゆえにどこまで柄が上手く入るか想像できないような物も沢山ご依頼頂いております。難しいものでもお受け致しますが、まずは試作としてご依頼頂きどのような仕上がりになるかご確認頂く事をお勧め致します。
料金については基本的にはお見積りとなります。こちらのページでもご案内しております。
転写する加工物の素材が何で出来ているか、形状はどのようなものか、転写する柄のデザインはどのようなものか、数量はどのくらいか、などによってお見積りを致します。現物が必要な場合もあります。
形状などにもよりますが、基本的には初めてご依頼になる形状の加工物は試作として料金が高くなるとお考え下さい。それを後に量産する場合は最初にお受けした際のデータがある事によって料金が下がる場合もあります。 ご依頼の内容によってケースバイケースですので、なるべく具体的に、詳細にご依頼内容をお聞かせ下さい。
問題ありませんがご依頼の内容によってはすぐに本生産として承ることが出来ず、試作が必要になる場合がありますので試作用の材料がご用意できない場合はお受けする事が出来ないことも御座います。また、本生産とは別に試作費が掛かります。ご依頼の内容によりますのでまずはご相談下さい。
水圧転写は職人の技術が必要です。木目などのデザインでは差は出難いと思いますが、デザインによってはご依頼頂く会社によって出来る、出来ないの内容も変わってくると思いますし、仕上がりレベルも異なります。他社へ依頼して仕上がりが悪く、水圧での加工を諦められていたお客さまも当社の水圧転写には大変喜んで頂けたという事例も御座います。
最大フィルムサイズは50cm幅で1m程度の長さの物まで対応しますが形状やデザインによっては製作出来ない場合も御座います。 それ以上のサイズの場合は一度ご相談下さい。
水圧転写はもともと木目などの位置関係が関係無い柄を転写する技術で、その製法上の特性からも位置決めが苦手とされています。
加工物に対してデザインの位置を合わせないといけないもの、デザインが直線的なもの、文字、これらのデザインは位置がずれたり傾いたり、フィルムの伸びによって歪みが出ますのでお勧め出来ません。また、色についてもベタ塗りの場合は濃い色ほど色ムラが出やすくなったりインクの特性によってフィルムの伸びが悪くなる事でフィルムの引っ張りが大きい、深さのある形状でインク割れが出る場合があります。形状にもよりますのでまずはご相談頂ければと思います。形状によってデザインのアドバイスもさせて頂きます。
以下のページもご参考下さい。
データについて
料金について
ブランドロゴやキャラクターなどの商標、有名人の写真などの肖像権の絡むデータでは一切加工をお受け出来ません。